2009年09月05日

大石真由美 ブログで妊娠しながらのガン闘病を綴った「いぬのおまわりさん」

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大石真由美著 いぬのおまわりさん

この本は、「いぬのおまわりさん」という大石真由美さんの携帯ブログを書籍化したものです。
大石真由美さんは次女妊娠時の検査で血液のガンである悪性リンパ腫を発病していることがわかり、そのガン闘病生活を携帯ブログで綴ったのでした。ブログは病気がわかってから次女出産後4ヵ月後に亡くなるまでを北九州なまりのいまどきの話し言葉で書いています。
本屋さんで見かけ、この間一気に読みました。

〜本文より〜

■6月23日 帝王切開
2008-06-28 22:43:02

まゆ 手術が始まってカラずっと泣きよったんちゃぁ。
今までのコト一気に思い出して涙がとまらんかった
赤ちゃんを守るタメに 早産防止の手術を受けた
その赤ちゃんを 今度はまゆの命を守るタメに 諦めてと言われた
決断出来ない決断を迫られた
親として 0才の娘を残して 死ぬわけにもいかなかった
赤ちゃんを産んだ後 手遅れになって 産んで死ぬわけにもいかなかった
結婚する程好きな人と 別れたくなかった
でも 親として 親の命のタメに
子供の命を犠牲にはしたくなかった
だから両方をとることにした
でも怖くて不安で 申し訳なくて 
たくさん泣いた
先が見えんかった それでも闘うしかなかった ツラかった
なんで病気はまゆを選んだのなんで なんでせめて産まれるまで待ってくれなかったの
色んな人に言われた
赤ちゃんは アナタに病気を教えるタメにお腹にきたって
まゆも思ったよ 赤ちゃんが教えてくれたって
でもね 違う
赤ちゃんは 産まれて 生きるタメに お腹にきた
だから 命がけで教えてくれた赤ちゃんを命がけで産むって決めた
一緒に頑張った
元気に動いてくれて 何度も励まされた
ありがとう
何回言っても言い足りない
そんなアナタと もうすぐ 会えるね


同じ子を持つ母として、涙無しでは読めません。
何より子どもを置いて自分がもうすぐ死んでしまうという事実をどう受け入れるのか、考えただけでも胸が詰まります。

結婚後長女を妊娠・出産し、まだ挙げていなかった結婚式の準備をしていたときに解った第二子妊娠とガン発病。
亡くなった大石真由美さんは霊安室でウェディングドレスを着せられたそうです。

ブログそのものはもうありませんが、亡くなった後大石真由美さんのお姉さんとお母さんとでブログから書き起こしてまとめたようです。
タイトルは長女が大好きだという童謡から。

子育てにちょっと疲れたり、自信を無くしたりしているときに勇気をもらえる一冊です。
今自分の子どもと向き合えるこの当たり前のような時間が、いかに大切でかけがえのないものか気付かせてくれます。

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posted by らぶじら at 12:39| Comment(1) | *子育ての勇気をもらえる本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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